これに評されし書を我未だ読まざる故に、詳しき話は記すにあられども、はなはだ貴重なる記事と思ひて取り上げぬ。
かれこれ四、五年前になりしが、青春出版社より「リサイクルしてはいけない」なる本の現れり。現行の利再繰にては資源の減ずる功なく、いたづらに名目のみ走らせて環境の悪化を高ずるものなり、先ずは物の贅沢にて幸福を貪ることを止むべし、と説きたるを読みて我も納得せり。
今回掲げたる書にては、なお逼迫せる現状を数々証しけむ。
機会あらば近々我も目を通して、詳しく語らん。
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を音そのままに置き換えたる言い様と受けたまはりし。
再活用とは不要となりし芥のうちより有用なる素材を求むる
ものなり。よって利あるものを採るべく芥を繰ると
記しものと推したてまつる。
まさに、おこなひの本質を表したるものいひなり。
ひるがへりて、公(おほやけ)のいふ循環社会のための施策
をながむれば、省使用、再使用、再活用の三用を標題に
掲げおりと聞きしことあり。
利採繰とはこの三用の第三位なる再活用に相ひ当りしものにて、
ことの重きは、この順にあれば、利採繰は最後の手づると
公も理解せむものとや思ひける。
我が国の若人ども、確とは理解いたさねど、このことはりを
感ずればなりや、あえて古着を求めて身にまとひたる
こと流行りとなりしかと思ほゆるものなり。
利あつふ 敬白
樹木は人為にてまた増やせども、石油はいつの日か底を尽かん。
デンマークなどに於いては、飲料はなべて紙箱にあらず、瓶にて売れり。瓶は有料にて回収されては、洗ひつがれて幾度となく使用せしむべし。
官民とも火急に考ずべき問題と覚え候。