2004年12月08日

学力低下

ここ三日あたり新聞をば開けるに、勉学を怠る児童の多きを嘆かんとする記事紙面を割けり。異国が児童と比ぶるに、読解の能の前年より急落せしと記せるものなり。

識者のみならず市井の吾らにても、児童が学力の落ちたる所以、様々の見解あり。

一、遠く唐土の悪弊科挙にも似たる受験の害を無くさんとして、勉学の量削るに過ぎて児童怠けたるとのこと。また、それ公の学び舎にてはことすさまじとて、富める家なれば或る者は幼きより塾に通はせ、或る者は師を招きうるものなれど、貧しき家にし生まれればかやうな恵を得ること、つひになきまま歳成るなどして、学能に差のずいずいと開かんとすることこそ大害なれとする。
これ当節最も主流の議なり。

二、子は親の鏡、童は大人の映しなれば、これ大人の弱体の表れなりとする論。ただ生きるに苦無きも、苦無きが故に遠望無き世こそ哀れとする議なり。

論これより他にも多々あるべし。おのおの一理ありておのおの一誤ありと感ずる議が大方なり。これ近々審らかにせんと思ふ。


posted by いにしへびと at 23:40| Comment(0) | TrackBack(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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